「そもそもメンタル弱いんだけど、どうすれば強くなる?」
という声を、知人やお客様の間で何件か見かけました。
更に、今の世間の状況で、うつや不安状態に悩む人が増えているとも聞きます。
なので今回は、上の切実な問いかけに対して、南北堂の中の人なりの返答を書き綴ってみたいと思います。
けどそこは、
“ダイレクトに期待に沿う内容ではないのが南北堂クヲリティ”
という点だけは、あらかじめご了承いただきました上で...
メンタル向上に効く方法論といえば、
・瞑想
・食生活
・適度な運動
・呼吸法
・勉学(特に思考法・心理学・脳科学など)
・動物とふれあう
...などなど、実はいくらでもあります。
ただ、基本的にどのアプローチも、効果が出るまで相応に長い期間が必要。
効果が出るまで続けられずに、やっぱり私はダメなんだ、と自己嫌悪の材料を追加する結果になることも少なくありません。
なので、絶対同時に実践したほうがいいことがあります。
これをやるかやらないかで、上に列挙した方法の効きも段違いなんです。
それは、メンタルが低下するトリガーを真摯に探り、明確に把握すること。
どんなにメンタルが弱い人だって、四六時中メンタルが落ち込んでいることはありません。よほど強いうつ病でもない限りは。
単に、メンタルが落ちていない状態に対しては無意識だけど、落ち込んだ状態に対し強く意識をフォーカスしてしまっているだけです。
では、そうして気分が落ち込む前後はどんな状況なのか。
その時どんな思考をしていて、前後にどんな行動をとってしまっているのか。
きちんと内面と向き合い、自己精査して、可能な限り言語化して書き出しましょう。
この情報を集め、共通項を見つければ、必然的にトリガーが把握でき、自然と解決策も導かれます。
たとえば特定の人物・場所・環境がトリガーなら、物理的に距離を置くなどの対策が思いつくはず。
そうやってトリガーに触れる頻度を減らせれば、必ずメンタル的な余裕が出てきます。
できれば、「なぜそのトリガーでメンタルが落ちるのか?」も考察しましょう。
ほぼ確実に「●●が嫌だから」と理由が出るはずですが、更に「なぜ●●が嫌なのか?」と自問を深堀りしましょう。
この“なぜ”の深堀りを、少なくとも五回(五段階)は繰り返します。
そうして出てきた根本的な理由が案外取るに足らなくて、トリガーそのものが雲散霧消してしまうことだってあります。
中には、「自分はメンタルが弱い」と思っていて、その弱さを自ら責めることでわざわざメンタルを低下させているケースもあります。
言い換えれば、自分の心の弱さを受け入れていない状態ですね。
このタイトルを借りれば、心に○をつけていないわけです。
はっきりいって、人のメンタルの強さを決めるのは、半分は遺伝子、もう半分はただの習慣です。
遺伝子は変えられなくても、習慣は変えられます。変えるための技術もいくらでもあります。
つまり「メンタルは技術」です。
仮に持って産まれた素のメンタルが弱いとしても、そもそもは自分のせいではないし、単に技術をまだ知らないだけ、と理解しておくとよいです。
あとはどんな方法論が性に合うかは自分で見つけるしかないので、ここばかりは健闘を祈るばかり。
ちなみに、強いメンタルとは、頑強で折れない心のことではありません。
折れるほど曲がっても、また元に戻る、しなやかな心のことです。
前者が大木なら、後者は柳の枝。
前者は強風でバッキリ折れて、後者はゆらゆら揺れて受け流す。
メンタルが一定しなくて…なんて悩みは前提から大間違い。
メンタルは一定しないのがむしろ正常なんですから。
メンタルが一定しないから、私は弱いんだ――ではなく。
メンタルが一定しない事実を否定するから強くなれないだけ。
この認識のコペルニクス的転回が腑に落ちれば、それだけで十分強くなれるはずです。
以上参考になれば幸いでありんす(`・ω・´)ゞ
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