
ボクシングには「左を制する者が世界を制す」って格言がありまして。
一般人と同じく、大多数のボクサーも右利き。
利き腕ではない左で放つのは、当然右腕より軽い、威力の低いパンチです。
なので、素人目には牽制にしかならないようにも思える、左ジャブ。
が、相手を追い詰め試合を組み立てる、実は最も重要なパンチだったりします。
そんな有り様を人生に置き換えるとしたら、こうモジってもいいと思うんですよね。
「メンタルを制する者が人生を制す」と。
別にメンタルも人生も制するべき類のもんじゃないんで、まぁ少し語弊はありますが...
「実は地味で地道で軽視されがちなことこそが、実は最大最高の王道だよ」
という意味では同じなので、それを踏まえた上で。
では、メンタルを制するためにはどうすればいいの?
南北堂の全粒粉パンを活用して食生活を変える――のももちろんアリですけど。けど!
この記事では、特に費用もいらず、今すぐできる単純に3つのことをご紹介します。
食生活改善と同時に行えば、きっと更に効果が高まることでしょう。
全世界約35万人の南北堂ファンの皆様には、ぜひぜひ実践して頂ければ幸いです。
(※人数の裏付けはありません。中の人の脳内補正値です。)
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まず最初のひとつが最重要ですからね!
「呼吸とメンタルには密接な関係がある」
という話を見聞きしたことのある方は、きっと多いでしょう。
具体的には、緊張や不安、うつ状態などにおいては呼吸は浅く・速くなる。
反対に、心身ともリラックスできている状態では、深く・長くなる――というもの。
あなたも、自分の精神状態と呼吸をよくよく観察してみると、思い当たるフシが見つかるはず。
これは、私たちの体に備わった「自律神経」の働きによるもので、人間にとって自然な反応です。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」に大別されます。、
交感神経は活動を司り、とりわけストレスを受ける環境を速やかに遠ざけようとする反応(闘争逃走反応)の要因として活発に働きます。
呼吸が浅く早くなったり、心拍数が高まったりするのはこいつのおかげ。
脳や筋肉への血流(=酸素供給)を緊急に増やして、判断と行動を早めようとする、私たちの体に備わった一種の防衛機能なんですね。
副交感神経は休息を司り、そのまんま脳がリラックスを感じている時に、(交感神経より)優位になります。
呼吸はゆったりになり、脈動も穏やかになるのです。もちろん心身の回復につながるのは言うまでもありません。
ざっくり言うと、この2つの神経のどちらの働きが(長期的に見て)優位かで、人間のメンタルヘルスは大きく左右されます。
うつ病などに陥るのは、そもそもこの交感神経優位の状態があまりに続き過ぎ、ダメージが蓄積した結果と言っても良いです。
そりゃそうですね。
先に防衛機能と書きましたが、交感神経はある意味、警報とか非常ベルみたいなもんですから。
もしそんなのが四六時中ギャンギャン鳴りっぱなしだとしたら、騒音で大なり小なり参るでしょ?
落ち着きたかったら何はなくとも、こいつを可能な限り鳴り止ますしかないわけで。
つまり、回復のためには交感神経と逆――副交感神経優位の状態が長くなるようにすればいい、ということ。
しかし、ここで大きな問題があります。
自律神経は、心臓などの臓器の活動をコントロールしています。
これらは不随意運動と呼ばれ、基本的に無意識下での活動。
自分の意識では操れない性質のものなんです。
仮にですよ。
心臓は自分の意識で動かしているのだとしたら、寝てる間は心停止です。まさしく永眠ですよ。
かといって、心拍数を意識の力で思い通りに上げ下げしようと試みても、きっと全然うまく行かないと思います。
(一応できる人もいるそうですが、世界びっくり人間クラスのレアな例なので、ここでは全力で割愛です)
呼吸も同様で、眠っているからといって止まっているということはありません。
つまり無意識下でコントロールされているわけです。
が、ひとつだけ、他とは大きく違う点があります。
それは「無意識で動いているものでありながら、意識でもコントロールできる」ということ。
言い換えれば、無意識と意識の狭間にあるのが、呼吸です。
つまり呼吸をコントロールすることで、意識的に、無意識的に働く自律神経へと、アプローチできるんですね。
(世の中の、おそらくすべての呼吸法は、この根本理論に立脚しています)
交感神経は、吸うとき、速く短く浅い呼吸のときに刺激され、
副交感神経は、吐くとき、遅く長く深い呼吸で刺激されます。
世の中いろいろな呼吸法がうたわれています。
目的や向き不向きによって違いはあるとは思いますが、メンタルヘルスの改善と増強が目的なら、
・吸うよりも吐く息を長く
・腹式呼吸でゆったり深く
・なるべく肺から息を出しきる
これらを基本に据えれば、まずはどの呼吸法を選んでもよいでしょう。
まずは目についたものを実践してみて、それから無理なく続けられるものを選んでください。
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とまあ、ここまではよく知られる”1つ目のお話”。
実は同様に...
「メンタルと特に強く関係」し、なおかつ。
「自分の意志でコントロールできる動き」が、あとふたつあるんですよ!
先に答えだけ書いちゃいますと、「表情」と「歩き方」です。
人は嬉しいと笑顔になり、悲しみや怒りで泣き顔やしかめっ面になります。
でもこれ、意識でコントロールできますよね?
「どうしても感情がつい表情に出ちゃうんです〜」って人だって、別に心が動いてなくても表情筋を動かすことはできるはず。
時折、
「嬉しくもないのに笑顔になんてなれるわけがない」という人がいますが、これは実は大嘘。
嘘は言い過ぎかもしれませんが、少なくとも「なれないと思い込んでいる」のは確実です。
特に感情の起伏のない状態で被験者に作り笑顔をしてもらい、脳の状態を計測する――そんな科学的実験が、過去に多々行われています。
結果、明らかに嬉しさを感じるときと同種の脳波が生まれ、またセロトニンなどの幸福感を司るホルモン分泌が活発になった――
数々の研究で、実際に観測されている事実です。
心情が表情に現れるのも正しく、表情が精神に影響するのも正しいんです。
つまり、表情とメンタルも(呼吸と同じく)双方向の関係にあるということ。
作り笑顔というと心理的に抵抗がある人もいるかもしれませんが、要は「口角を上げる」だけでも、メンタルへの好影響はあるんです。
おすすめは、割り箸トレーニング。
方法は、Googleで「口角 割り箸」で検索してみてください。
https://www.google.com/search?q=%E5%8F%A3%E8%A7%92+%E5%89%B2%E3%82%8A%E7%AE%B8 あとね。
今はウイルスの影響もあって、マスク着用の方が多いですよね。
このマスクの下で口角を上げる練習をすれば、不審者と思われることもありませんよ(笑)
表情も筋肉ですから、使わなければ衰えます。
逆にこうしたトレーニングで鍛えてあげることで、年をとっても魅力ある表情を作れる人になっていくことができます。
魅力は人間関係にも大きく影響してくる重要な要素なので、ひいては社会生活でのストレスも雲泥の差になるでしょうね。
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最後のひとつ「歩き方」も簡単。
これもまた科学的研究で、「メンタルが落ちているときの歩き方の特徴」が明らかになっています。
・歩幅が小さく
・歩く速度が遅く
・背筋を曲げ、うつむいて歩く
メンタルの状態が悪化するほど、この3つの特徴が同時に現れてきます。
ここは注意点が2つありまして。
まず、パッと見この3つに当てはまるからと言って、必ずしもその人のメンタルが落ちているわけでばないこと。
そして、1つ表れただけでは、メンタル落ちの指標にはならないという点。
メンタルが落ちたとき、“以前と比べて”3つの特徴が同時に強く現れる、ということです。
とはいえ、試しに町を歩いている人々を観察してみると、3つの特徴が見事に出ている人は、たいてい表情も肌色も暗いんですけどね。
(もちろん、足腰が弱っていたり、身体的ハンデがあるなどの場合は別ですよ)
自分のメンタルが落ちているなぁと自覚したら、歩き方もこうなっていないか、セルフチェックしてみてください。
逆に、歩き方がこうなっていると感じたら、メンタルが落ちているサインではないかと疑ってみてください。
もしそうなら、これもまた「無意識的に起きている身体現象」であり、「意識的に無意識に介入する」有力な窓口になります。
歩幅を広く戻し、歩速を少しだけ早め、背筋を伸ばして顔を上げる。ついでに軽く胸も張る。
やることはたったこれだけ。
何か胸の奥でつっかえていたものがスッと抜けたような感覚が、ほんの少しでもしたなら万々歳。
あとはその姿勢と感覚を覚えたまま、100歩でも10歩でもいいので歩いてみましょう。
とはいえ無理はせず、慣れてきたら徐々に歩数を伸ばしていきましょう。
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以上が、メンタルを制する3つの「左」。
左ジャブ一発で相手をKOできるボクサーは滅多にいませんが、この3つも同じ。
何発も打ち続けることで、やっと効いてくるって寸法です。
基本に忠実に続けるほど研ぎ澄まされ、長期に至って初めて、効果は大きく現れます。
初めにも書きましたが、そういう意味では食生活の改善も同じ。
特に、当店まで徒歩でお越しになる方は――
・歩幅や姿勢に注意しながら、
・呼吸を深く穏やかに整えつつ、
・マスクの下でいいので笑顔を作り、
食養生の手助けになれる全粒粉パンをお買い求めください(笑)
この一連のエクササイズを南北堂メソッドとして提唱し、みなさんが健康の世界チャンピオンに輝けるようにと、意味不明な締め方でお祈りさせていただく所存です。
えぐりこむように打つべし。打つべし。
「誇れるのは世界チャンピオンになったことじゃなく、何度負けても立ち上がってきたことだ」大橋秀行(元WBC・WBA世界ストロー級チャンピオン)